個人サイトより。
2021年11月佐和山城趾登城の記事の転載です。
佐和山城は1600年に城主・石田三成が関ケ原の戦いに敗れたことで、徳川方の攻撃を受け落城しました。
その後は徳川四天王の一人・井伊直政が入城しましたが、大坂方の牽制のため新たに彦根城築城に取り掛かり、嫡子直継の代で完成した彦根城に移ったため、佐和山城は廃城となりました。
現存する石垣。
佐和山城の石垣は麓にある清涼寺や龍潭寺、また彦根城などに転用されましたが、それ以外は壊されてしまったため城は現存していません。残っているのは石垣などのわずかな遺構のみです。
分かりにくいですが
堀になっていて、攻めてくる敵を上から攻撃できます。
頂上からは近江八景の琵琶湖や関ケ原合戦後に石田三成が敗走した伊吹山、そして彦根城が見渡せます。
佐和山城趾までの道のりは大変険しく…、基本整備されていない道を急勾配な山道を歩きます。
あとかなりの確率でサルに遭遇するみたいです
(奇跡的に私が登っているときには見かけませんでした)
登城される方はお気をつけて‼️
現存しているお城の圧倒的な出で立ちを見るのも楽しいですが、わずかに残る遺構を見つけてそれを想いを馳せるのもまた良い体験だなと改めて感じました。
最後に、顕彰会により建てられたちょっとイケメンすぎる気もする石田三成公像を載せておきます。
おしまい